コンフェデレーションズカップの日本
0-3 ブラジル
3-4 イタリア
1-2 メキシコ
グループリーグ3敗の日本。
結果だけを見れば、ブラジルには完敗したものの、イタリアから3得点と善戦し、メキシコとは惜しい試合だった。という感じだろうか。
決して非難されるような結果ではない。これが日本の現状である。
非難される理由の一つは、「優勝する」と公言していたからだろうか。
しかし、各大陸のチャンピオンが集まった大会で、優勝を目指さないチームなんて(タヒチ以外には)ないだろう。
(タヒチは、1勝というよりは1得点が目標だったかもしれない。あるいは得点よりも、大会を楽しむ事が目標だったかもしれない。)
優勝を目指さない限り、勝つ事は出来ない。どんなに幸運が転がり込んで来ても、目指しているもの以上の結果にはつながらない。
南米や欧州の強豪には背伸びをしたって届きはしないが、10試合すれば1度くらいは勝てるかもしれない。
そんな試合がイタリア戦だったかもしれない。それが非難の理由の二つ目。
試合全体を通して日本のペースだったし、2点を先制しながら逆転負け。
肝心なところで得点は出来ず、失点する。
誰が見ても試合内容では日本が勝っていた。
その試合に勝てなかった事が大きい。
強豪国と言われるチームは、内容が悪くても結果を残していく。
日本はまだまだその位置には到達していない。
ようやく背伸びをして中堅国に並んで来たところだろうか。
この20年でそこまで成長したんだから素晴らしい事だと思う。
ワールドカップで言えば、グループリーグをなんとか突破できるくらいの位置だろう。
背伸びをすればベスト8、運が良ければベスト4。
もちろん優勝を望まなければ、その位置には到達できない。
これからの20年で強豪国の仲間入りを果たせるように、応援していきたい。