3年周期の奈良クラブ
今シーズンの奈良クラブはとても低迷している。
3年前の2013年を思い出す人も多いのではないだろうか。関西1部で5位(8チーム中)で終わった年。
負けが先行し、前半を終えた時点では全社関西予選に出場できる5位以上も確保できなかった。後半も1勝しか出来ず、3勝4分7敗という戦績だった。
奈良クラブとしては最悪の成績ではあったが、これが翌年のステップアップとなるならこういう年も必要なのだと思う。
2014年は、リーグ戦、KSLカップを共に優勝し、天皇杯は3回戦まで進み、全社を3日間戦い、地域決勝では優勝してJFLへの昇格を決めた。
そんな年の前年だったのだ。
その3年前も同じ。
2010年は関西1部に昇格したものの、なかなか勝ちきれず6勝6分2敗で4位。KSLカップも予選敗退。
しかし翌年の2011年は関西1部で優勝。KSLカップも4位(16チーム中)という成績を残した。地域決勝は2勝1敗だったが、1次リーグで敗退となった。
今年も同じように思う。来年のための布石なのかも知れない。
低迷した年の次は、必ず昇格のチャンスがやってくる。リーグ優勝したものの昇格を逃した年もあるが、この傾向には変わりはない。
残りの試合をしっかり戦い、来年への準備としよう。