サッカー観戦という楽しみ 〜ファンとサポーター〜
「ファン」と「サポーター」という呼び方は、元々は同じ意味だったと思う。
芸能人や野球の選手、チームに対して「好き」だとか「応援している」という気持ちで使っていたのが「ファン」という言葉。
Jリーグが出来たときに、サッカーの場合は「サポーター」と呼ぶようになった。
同じように、バスケットボールの場合は「ブースター」と呼ばれている。
もちろんサッカーやバスケットボールでも自称「ファン」という人はいる。
同じであるが、中には多少意味合いが違う人もいるのかもしれない。
「ファン」には「好き」と「応援する」が含まれているが応援の感じが「軽く」なのかもしれない。
それに対して「サポーター」は、「大好き」で「積極的に応援する」という違いが出てきているようにも思う。
だからといって、そこに差がある訳でもない。
毎試合観に行く人が偉い訳ではない。声を出して応援している人がだけが真剣な訳でもない。
試合を観に行けなくても応援している人はいる。毎試合の結果を気にしている人もいる。
スタジアムでずっとボールを目で追いかけている人もいる。選手を目で追っている人もいる。
試合を観る人もいれば、応援する人もいる。
様々な形がある。
それをひとくくりで「ファン」や「サポーター」と言ってしまうのは、難しいことなのかもしれない。