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奈良クラブ対レイジェンド滋賀-KSLカップ決勝

リーグ戦では2位となり、全社は関西予選で敗れ、地域決勝に進むことの出来なかった奈良クラブ

天皇杯は2回戦でセレッソ大阪に敗れ、最後に残った獲得できるタイトルは関西サッカーリーグカップ。

リーグ戦では、前半は引き分けが多く、調子が悪いとは言えないまでも勝ちきれない試合が続いた。

監督が代わったこともあり、後半は勝つ試合が増え、KSLカップでは相手を寄せつけず、決勝まで勝ち進んだ。

この調子であれば、もし地域決勝に出ていたなら、なんていうことを多分に考えられる内容だった。

KSLカップ決勝の相手は、レイジェンド滋賀

2部をFC大阪に続く2位で勝ち上がり、来季から1部で奈良クラブの対戦相手にもなるチーム。

いい試合を多くして勝ち上がってきているため、かなり厳しい試合になるのではと予想していた。

前半はどちらも攻めきれず、このまま終わるのではと思われたが、終了間際に奈良クラブが続けざまに2得点を挙げた。

こうなると後半は観戦に奈良クラブのペース。

1点は失うものの、大量5得点を挙げ勝利。

奈良クラブは7対1でレイジェンド滋賀を圧倒し、優勝という形で2012年を締めくくった。

GK日野、DF三本菅、FW牧などレギュラークラスの退団も発表されていて、来季に向けての戦力が気になるところではある。

激戦となるであろう関西リーグ1部を、どのように戦っていくのか、楽しみだ。

優勝候補には間違いのない奈良クラブである。