兵庫対京都ー女子プロ野球
女子プロ野球の観戦に初めて行ってきた。
ほっともっとフィールド神戸で行われた、兵庫スイングスマイリーズ対京都アストドリームスの試合。
とは言っても、女子プロ野球にはこの2チームしか無い。
試合は7回まで。最大延長は9回まで。DH制を採用。
前期、後期各20試合と、シンデレラシリーズ10試合を戦い、それぞれに優勝チームを決める。
前期、後期は兵庫、京都を中心に行われる地元での戦い。シンデレラシリーズは、全国を遠征する戦い。
シンデレラシリーズは既に3試合が終了。
徳島、福岡、名古屋で行われた試合は、ドリームスが2勝1敗でリードしている。このあとも、岡山、大阪、神奈川、埼玉、東京、仙台、北海道と続く。
ドーム球場や神宮球場など、NPBと同じ場所で試合が出来るのはとてもいい経験になる。
それに、全国の野球をいしている女の子たちに観てもらうことが出来れば、いい目標になる。あこがれの女子プロ野球選手となるわけだ。
スマイリーズの2連敗の後の4連勝。前期7戦目となるこの日の試合、先発はスマイリーズは2勝をあげている植村、ドリームスは1勝1敗の大倉。
スマイリーズの植村は毎回四球でランナーを出すものの、後続を断ち3回まで無失点。
ドリームスの大倉は3回、エラーからランナーを2人出し、スマイリーズ2番の中村にタイムリー2塁打を打たれ、2失点。
4回はドリームスの碇、スマイリーズの岩谷にタイムリーが出て、1点ずつを追加。
5回、スマイリーズはライトの坪内を2番手の投手にするも、ランナーを出し、ドリームス代打田中朋子に犠牲フライを打たれ、1失点。
3-2でむかえた7回、スマイリーズは押さえに小西を起用。小西はランナーを出すこと無く試合を締めくくった。
観客は2178人。応援団もそれなりに形になっていて、それ以上に(たぶん わかさ生活 の)スタッフが試合を盛り上げようとしているところに、まだまだこれからなんだ という期待が見えた。
ライトがピッチャーになるなんていうのは愛嬌としても、打撃に迫力を感じ、守備に感動を覚える場面はあった。
試合後にはサイン会が行われていた。その後には選手とキャッチボールが出来るというイベントもあるとか。
そういった活動が、これからの女子プロ野球を盛り上げていくんだろうな と感じた。